桜と武士道

桜はやっぱり日本人の美意識にマッチしますよね。淡く美しく、ほのかに香り、満開の枝は優雅であり、その美しさは余韻を奏でながら、はらはらと散りゆく。
よく、桜の花の有様を武士道と重ね合わせたりしますが、「見事、本懐を遂げ、潔く散る」という昔の武士ならば、まさしく重なるところでしょう。
「葉隠」という書物には、「武士道とは死ぬこととみつけたり」などと、かなり過激な文章が書かれておりますが、今の時代に照らし合わせて武士道という心構えや諸作・振る舞いを考えなければならないと思います。「死んで花実が咲くものか」といわれるように、まずは世のため、人のため、そして何よりも自分自身のために「生きる」ということが最も大切だと考えます。そして一人一人の人格を尊重し、お互いの個性を認めあうことが重要だと思います。
先般「五輪書」を読み終えたので、今は「菜根譚(さいこんたん)」という中国の古典を読んでいます。人が生きるために、どのようにするのが良しとされるのか、という教えが書かれています。孔子の考えや老荘思想が交じり合ったような教えであり、「中庸(なにごとも偏らず、またほどほどに)」という考え方が多く説かれているなぁと感じながら、読んでいます。
なお「菜根譚(さいこんたん)」とは、菜根=菜や根のような貧しい食べ物、譚(たん)=談(だん)という意味であり、今から400年ほど前に書かれた中国の古典で、儒教、道教、仏教の三つの教えを融合し、その上にたって処世の道人としていかに生きるべきかを語っている書物だそうです。

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菜根譚

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