帝王学-「貞観政要」の読み方 を読んで

やっと、日経ビジネス人文庫の 帝王学 「貞観政要」の読み方 (著:山本七平) を読み終えました。別に社長や起業家を目指しているわけではありませんが、「貞観政要(じょうがんせいよう)」という中国古典に少し興味があり、読み始めた次第です。
今、NHK大河ドラマで放映されている「風林火山」に登場する武田の軍師 山本堪助 がこの「貞観政要」の知識を以て、武田晴信を名君へと導いたとの噂もある、「貞観政要」。文庫本で225ページの本ですから、文章量としても手ごろな本だと思います。この本は、中国が「随」の時代から安定政権となる「」の時代への間、皇帝「太宗」に仕えた忠臣「魏徴」のさまざまな進言を引用しながら、著者の山本七平氏が、太宗と魏徴の会話として表現し、大変読みやすくまとめられている本であると感じました。内容の一例としては、天子(リーダー)としての基本構えとして、十思・九徳と適材適所の勧めを挙げており、『自らを「十思」で統御し、部下の「九徳」を弘め、能力のある者を適材適所で任じ、善い者・正しい者の言葉で身を正せば、全員がその能力を喜んで発揮するでしょう。』(引用)といった具合の書きっぷりですので、読みやすいこと間違いなしです。別に中国の戦国史を知らなくても全然問題なく読めますし、目次から必要な部分だけを拾い読みをしても、全て話しとしては節毎に完結しているので、前から順番に読んでいかなければ内容が理解できないわけでもありませんので、非常に気軽に読めた本です。会社や事業主などで社員や部下をもつリーダーの方、逆にリーダーを支える社員の方、皆様に是非お勧めいたします。ビジネス人向け図書として「トヨタ式...」、「松下...」など、日本企業の生産方式や起業者の語録をまとめた本も参考になりますが、中国歴史書には数百年間綿々と活用され、手本とされ、戒めとされてきた書物があります。以前ご紹介した「孫子の兵法」とともに、この「貞観政要」も現代のビジネス人に大変参考になると思います。

帝王学-「貞観政要」の読み方

「孫子」の読み方

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