今週のお稽古(8月第1回目)

2週間ぶりのお稽古に行ってまいりました。8月第1回目のお稽古になります。実は8月5日は、私たち親子が館長先生に居合のお稽古をはじめてしていただいた、いわば「居合記念日」であります。お稽古の初日、何も知らない私たち親子は、着物の着かた、帯の締め方、そして袴の着け方...着物のたたみ方、袴のたたみ方...など何一つ知らずに伺ったため、館長先生は道場で着物と袴をわざわざ脱いで下さり、着物のたたみ方、袴のたたみ方、着物の着かた、居合帯の締め方、袴の着け方を、ご自身がモデルになられて、私たち親子に着付けを教えてくださいました。当時より大変なご要職に就いていらっしゃった先生に対して、なんと恐れ多いことであったことかと、思い返した次第です。

さて今週も最初に、大会・昇段審査のための演武業五本についてご指導していただきました。

・刀法「前切」
抜きつけは横一文字まっすぐに抜き、手の内を効かせてしっかり止めること。

・正座之部「八重垣」
最後の切り下ろしは、手元だけで斬ろうとせず、刀の物打ちを前に飛ばすように大きくしっかりと斬り下ろすこと。斬り下ろしの目付けは、最後まで近すぎず遠めにし、切り下ろす刀の切先の動きにあわせて視線を下げること。頭は動かさずうつむかないこと。

・正座之部「附込」
常に相手を見て、すり落とし、面打ち、深く切り込むよう目線を下げないこと。深く斬り下ろすときに、切先の動きに合わせて目線を下げるよう、意識して目付けをすること。

・抜刀法「順刀その2」
左手を効かせて鞘を充分引くと同時に刀を抜く。右手で刀を抜くというよりは、左手の鞘引きで刀を抜くように意識して抜きつけること。引いた鞘は床と平行にしっかりと引き、上半身を正面にしっかり向けて胸をはること。目線は斬り下ろす直前までまっすぐ相手を見ていること。

・抜刀法「追撃刀」
最初の右袈裟斬りは、左手で充分鞘を引き、刀が鞘から抜けるやすぐに右手首の返しで相手の肩下辺りから角度を浅めにとって袈裟に斬ること。刀は右に流れないようにしっかりと握りを締めること。袈裟に斬るときは右足はまっすぐ前に向け、左足は横に向け踵をしっかりつけ安定させること。振りかぶりと同時に、左足は正面に向くように戻し、踵を床から浮かせること。

基本的なことを、あらためてご指摘いただきました。特に目付けは、着座するときから審判の先生方は意識してみていらっしゃるとのこと。視線があちこちへふらつくのは論外、業に応じて敵の位置にしっかりと目を据えて、目付けが近すぎ無いようにと、ご指導をいただきました。なかなか眼前に敵の姿が見えてこないのと、普段自宅で練習している部屋が狭いため、つい近くに視線が行ってしまいがちなので、早く直すように今後の練習とお稽古で意識していくようにしたいとおもいます。

演武業五本に対するご指導の後、正座之部「前」から「抜打」まで、抜刀法「順刀その1」から「斬突刀」までを、流しながら、ご指導をいただきました。

・正座之部「受流し」
 受け流した後の振りかぶりの際、左足は位置をずらさず、その場で敵の方向に踏みなおすこと。

・正座之部「追風」
 右足の踏み出しと同時に背筋を伸ばしたまま、相手に目付けした視線を動かさず、気を入れて真下に沈み込みながら、送り鞘をして柄に右手を添えること。

・抜刀法「斜刀」
最初の抜きつけは、相手の顔面を刀の物打ちで水平に斬るようにし、踵はしっかり床につけていること。
次の袈裟斬りは、
(1)振りかぶりの際は、正面の敵に対して両足ともつま先は正面に向け、後ろに来る左足は踵を浮かせ
(2)袈裟に斬る際は、前に出す左足は正面に向け、後ろにくる右足は横に向け踵をつけ
(3)切る方向となる右に腰を入れながら左手はまっすぐ正面に向かって振り下ろし、右手で袈裟に斬るように刀の切先を操る
こと。
三刀めは右足を斜め右に出し、正面に向け、膝を曲げ、敵の上胴を斬るように左斜め方向に上体を向けながら低い位置から斜めに斬り下ろすこと。

・抜刀法「四方刀その1」
敵を斬るとき、足を軸にして次の敵の方向に向く際は正面から振りかぶらず、相手からの切り付けを受け流せるように、肩越しに斜めに刀を回しながら振りかぶりの位置まで刀を操ること。連続的に敵を斬っていくが、いずれの敵を切り下ろすときも、常に敵をしっかり見てから斬り下ろすこと。各切り下ろしの後は、しっかり敵に目付けをし、それから次の敵に向かうこと。

・抜刀法「斬突刀」
片手袈裟切りから正面に向いて敵を付き、踏み込んで正面に斬り下ろすまで、気を途切れさせること無く、かつ目線をはずさないこと。

久しぶりに正座之部と抜刀法を通して御指導していただきましたが、どうも私は袈裟斬りと片手で行う斜めの斬り付けが今一つ、館長先生のご指導のとおりに体と刀が操れず、歯がゆい思いをしております。息子のほうは、斜刀の袈裟切りや、追撃刀や斬突刀の片手斬りは上手く刀を操り、先生から褒められることも良くあるので、うらやましい限りです。私も練習を重ねて上手くなりたいです。

しかし今週は台風の影響もあってか、非常に空気がジメジメしていて蒸し暑く、お稽古の間、汗が滝のように顔を流れ落ちるので、ハンドタオルを懐に入れて汗をふきふき、ご指導を受けておりました。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔からよく言われていますが、まだまだしばらくはタオルが手放せない季節になりそうです。お稽古が終わると特に上半身の下着は汗でビショビショ、着物や袴も汗を結構吸っているため、最近はハンドスプレー・タイプの消臭・防カビ効果をもつ家庭用品(ファブ__ズ)をお稽古後の着物・帯・袴・膝サポーターに吹きかけてます。来週は息子が高校の文化祭の準備のため、クラスで学校に集まり練習するそうで、帰りが遅くなる可能性を考慮してお稽古を1週あけていただくことにしたので、次のお稽古までの2週間の間に、家で洗濯しても良いかなと思っております。ところで、皆様は、お着物や袴のお洗濯はどのようにされていますか。クリーニング屋さんに出すのも手間いらずで良いのですが、生地が正絹ではないので、自宅で洗濯できたら、その方が安上がりで清潔に保つことが出来て良いかなとも思っております。実際にご自宅で着物や袴をお洗濯されている方がいらっしゃいましたら、注意点などコメントをいただければ幸いです。あるいは「わたしはクリーニング屋に出している」とか、「わたしもファブ__ズしてる」とか皆様の対応方をコメント下さっても結構です。よろしくお願いいたします。
男のキモノ

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この記事へのコメント

2007年08月05日 15:22
先日は附込のコツを教えてくださりありがとうございました。

一周年おめでとうございます。続けるということはとても大切なことですよね。近年は入門してもいつの間にか来なくなってしまったり、長続きせずにやめてしまうケースが多いそうで、多くの居合の先生方が嘆いておられます。

着物や袴などのお洗濯ですが、袴は化繊であれば洗濯機で洗えますよ。ネットに入れると腰板を傷めないそうです。一度だけやったことがありますが、とてもさっぱりしました。この時期はきれいにしておかないと袴(特に腰板)が塩を吹いてしまうこともあります。

ちょっとお金が掛かってしまいますが、クリーニングに出すと折り目がきれいになるので大会前にはおススメですよ。
三河武士@BlogMaster
2007年08月05日 17:20
わたわた様
いつもお読み頂き、またコメントも投稿してくださり、誠にありがとうございます。

>一周年おめでとうございます。

ありがとうございます。正確には私も息子も、丸2年の節目になります。

>袴は化繊であれば洗濯機で洗えますよ。ネットに入れると腰板を傷めないそうです。

ネットに入れれば、化繊生地の袴は洗濯機でも腰板を痛めずに洗えるのですね。
洗ったあとの干しかたに気を付ければ、折り目も残せそうですね。試してみようと思います。(居合で着るものですから、できるだけ妻に頼らず、自分でするように心がけています。でも裁縫は下手なので、着物への半襟の縫いつけなど細かい裁縫は、妻に頼んでやってもらっています。)
わたわた
2007年08月07日 00:14
丸二年でしたか。大変失礼いたしました。私の一年先輩ですね。

干すときはそのままハンガーに掛けて吊るっておけば折り目や皺も大丈夫です。もし変になってしまった場合は当て布をしてアイロンがけするといいそうです。

私も居合関係は刀にしても道着にしても自分でやれるように心がけてはいるものの、ついつい洗濯は親に頼ってしまいます。

(もし重複投稿になっていましたら削除をお願いいたします)
2007年08月16日 01:09
初めまして、優希と申します。
私のブログにお越しいただきありがとうございます!
初心者ですが、他の方々のブログなどを見て、勉強させていただいています。
先日刀が届き心躍る気分で、練習に行きたいです(笑

私のブログにリンクを貼りたいのですが、よろしいでしょうか?
2007年08月16日 13:39
優希さま
早速お越しくださいましてありがとうございます。刀がお手元に届いて嬉しい様子が目に映るようです。自分の刀をもったら、もう立派に剣士ですね。おめでとうございます。

私の拙いブログでよければ、トップにリンクしていただければ幸いです。
今後とも宜しくお願いいたします。
武信
2008年03月21日 16:00
武田信也と申します。
現在、東海地区連盟で河方聖翔会長に所属しています。 体調(椎間板レルニア
他)が悪く休眠状態でしたが約2年振りに復帰いたします。
近々福井将人先生宅へご挨拶に行きたいと考えています。
将人(正孝)先生の御尊父である、二十一代無雙直傳英信流の宗家;福井虎雄聖山先生に
はとても可愛がって頂きました。
将人先生の23代を正統会々会誌で知り
喜ばしく微力ながら皆で将人先生に尽くすたく思っています。
三河武士@BlogMaster
2008年03月21日 22:49
武信さま
コメント頂き誠にありがとうございます。2年ぶりのご復帰、祝着至極にございます。福井先生の直門として、若輩ではございますが、少しでも福井將人先生のお手伝いが出来たらと思っております。以後、お見知りおきくださいますようお願い申し上げます。