伊勢神宮式年遷宮での余材利用

「お伊勢さん」(正式には「神宮」と称すべきであり、一般的には「伊勢神宮」と言われる。伊勢神宮への参拝を親しみをもって語る際に、「お伊勢さん」と言うことがあります。)の式年遷宮の準備も順調に進められているようで、古式伝統に則って、清清粛粛と、また時には賑やかに各行事が行われていることを、日本人としてうれしく思います。

昔(江戸時代の安泰期)は、「お伊勢参り」というと一生に1度いけるかどうか、というぐらい体力的にも、費用的にも大変な旅だったようです。

Wikipediaより引用----------------------------------

「伊勢神宮」
伊勢神宮(いせじんぐう)は三重県伊勢市にある神社。神社本庁の本宗(ほんそう)とされ、正式名称は神宮。ほかの神宮と区別する場合には伊勢の神宮と呼ぶ。神道の神社では別格とされ、格付けはされない。

「式年遷宮」とは
 神宮の本殿などは、20年ごとに全く同じ形で建て直される。これを神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)(単に式年遷宮、正遷宮などとも)という。これは、第一に社殿の清浄さを保つためで、掘立柱建物である伊勢神宮の建物としての耐用年数と関係がある。他に建築技術の伝承、伝統工芸の伝承などの意味があるとされる。

立て替えられたあとの古い建築材は、神宮内の他の社殿や施設に使用したり、日本各地の神社に譲り渡されたりして再利用される。

引用ここまで----------------------------------------

引用したWikipediaの掲載記事によれば、「立て替えられたあとの古い建築材、すなわち旧本殿に使われていた建築材は、再利用される」とありますが、では、新しい本殿を建築する際に、どうしても余ってしまった木材はどうされているのでしょうか?

実は、余った木材の一部は、神宮のおみやげ物として加工されています。そのひとつが「表札」であり、またひとつは「御神燈」として、神宮(内宮)の敷地内にある無料休憩所の売店で売られています。
当家の表札は、この神宮の余材で作られた檜の柾目の美しい表札に墨で氏名を書して(正確に言えば、表札に私の氏名を、とある日展に作品を出されている書道家の先生に書していただいたものを)玄関に掲げております。表札の裏側には「本殿建築用木材使用」の文字と、天皇家御印の「菊の御紋」の焼印が押されています。
また当家の神棚には、先ほどの「御神燈」が一対、配してあります。AC100Vコンセントに電源アダプタを挿すことで、電球が燈るようになっており、安全かつ大変趣のある燈篭(とうろう)に仕上がっています。もちろんこの御神燈にも、菊の御紋の焼印が押されています。

もし「お伊勢さん」にお参りすることがあれば、是非一度実物をご覧になってみてください。ご紹介した再利用品の他にも、本殿建築用木材で作られた物があったと思います。式年遷宮のために長い年月をかけて育てられた御用林から切り出されたありがたい木の「おすそ分け」にあずかれます。

当家の神棚です。息子の初節句に妻の実家のご両親からいただいた鎧兜飾りの「飾り台」の上に神棚をおまつりし、その後ろに節句飾りの「屏風」を立てて荘厳な雰囲気を出そうとしております。
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うえでご紹介した神宮特製の「御神燈」一対です。電球が燈ると良い雰囲気を出してくれます。
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各「御神燈」の横に「菊の御紋」の焼印が押されているのがお解り頂けると思います。
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今週はGWと言うこともあり、お稽古がお休みのため、このようなご紹介をさせていただきました。

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この記事へのコメント

2008年05月02日 17:38
前略、三河武士親子様。いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。私は神社仏閣巡りが好きで、旅には必ず御朱印帳を持参します。「伊勢神宮」は社員旅行で参拝しました。地元の神宮は熱田球場で“夏の高校野球愛知予選”観戦後に「熱田神宮」を参拝、宮きしめん を食べて帰ります。 (靖國神社は遠いですので…)「愛知縣護國神社」へは ささやかな英霊供養に一度だけ…、近所には「針名神社」~「秋葉山 慈眼寺 (信長が桶狭間の合戦の折、祈願)」~「名古屋市農業センター (3月のしだれ梅が素敵です)」があり、よく足を運びます。去る4/29には「八事山 興正寺」で“八事の森の春祭り”が行われ、住職の法話・JAZZ・BLUES・アンデス音楽 を聴きに行きました。……三河武士親子様の冒頭文の様に、神社には我々日本人の心を更に清める神性があり、深緑に心力を増幅させる自然崇拝は、祖先崇拝・孝心・忠誠心・郷土愛・祖国愛 を心から育み、武士道も静かにそこに存在にしたのではないでしょうか。
PS:URL「旅人のくまさんさんの旅行ブログ」は去年の第31回中部大会の後に、居酒屋に出向いた際、隣で一緒に飲んだ人のブログです。
三河武士@BlogMaster
2008年05月02日 19:34
102番さん 改め nimmypageさま
いつもご訪問、コメントいただきまして誠にありがとうございます。
私も神社に参拝する際には必ず御朱印帳をもって出かけ、参拝の記念に御朱印を頂いてまいります。伊勢に参拝するときは、伊勢神宮の内宮(ないくう)、外宮(げくう)、猿田彦神社の3箇所は必ず参拝するようにしております。熱田神宮も2年程前に参拝した折に頂きました。ただ御朱印について知った時期が遅かったため、大学生時代に九州をほぼ一周し、高千穂の「天ノ岩戸神社」や宮崎の「鵜戸神宮」、鹿児島の「霧島神宮」など、なかなか遠くて足を運びにくい神社を参拝したことがあるのですが、いづれも御朱印は頂いておらず、残念でなりません。いつか再度参拝したいと思っております。
今頃は、内宮の杜、五十鈴川のほとりから眺めると新緑がまぶしく輝き、生命の息吹を感じ、躍動のパワーが心身に注がれるように感じられるでしょうね。
なんだかお伊勢さんにお参りに行きたくなりますね。赤福餅とほうじ茶もおいしいですし...
2008年05月03日 19:44
ご無沙汰しております。
リサイクルという言葉が生まれる前から、大切に木材を活用していたんですね!
伊勢神宮はまだお参りしたことがないので、機会があれば是非行ってみたいと思います。
三河武士@BlogMaster
2008年05月03日 22:20
埼玉花だより様
ご訪問、コメント頂き誠にありがとうございます。伊勢神宮は本当に心が浄化され気力が充実することが感じられるような、素晴らしいところです。ご参拝されるご機会に恵まれますよう、御祈念申し上げます。
2008年05月03日 23:14
三河武士様、

立派な神棚、きれいにされていますね。家の神棚を見てみましたところ、靖国神社のお札が傾いていました。放っておいたのでバチが当たりそうです。

三河武士@BlogMaster
2008年05月04日 00:02
わたわた様
ご訪問、コメント頂きありがとうございます。

> 立派な神棚、きれいにされていますね。

ありがとうございます。神棚に飾っている真榊や狛犬や鉾などは、内宮参道の「おかげ横丁」の神具屋さんで集めたものです。写真では分からないだけで、余り掃除は行き届いていないのですが、毎朝の御神餞(水・洗米・塩)のお供えと、毎月1日と15日の御神酒のお供えは欠かぬようにしております。
ご自宅に神棚をお祀りしているのでしたら、略式で毎月1日と15日に御神餞と御神酒をお供えされると、お祀りされている神様もお喜びになると思います。なお、お供えするための器などは、今やホームセンターでも手に入ります。
nimmypage
2008年05月07日 10:33
前略、三河武士親子様。
ブログランキングの件ですが、
わたわた様のやや後につけて上昇中ですね。おめでとうございます。
三河武士@BlogMaster
2008年05月07日 22:14
Nimmypageさま
いつもコメントありがとうございます。皆様のおかげで、少しずつブログランキングも上がってまいりました。わたわた様にはまだまだ及びませんが、これからも皆さんに楽しんでいただける記事を発信できればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。