今週のお稽古(2月第2回目)

早いもので暦の上では「雨水」(うすい:氷雪融け雨水温む)を迎えましたが、日中にお天気の良い暖かい日は、まだまだ夜の冷え込みが厳しい美濃地方です。

今週も息子と一緒に、お稽古を受けるために道場のある館長先生のお宅に伺いました。

始めに、抜刀法(基本之業および奥之業)を一通りご指導していただきました。

今回は、「目付(めつけ)」について、あらためてご指導をしていただきました。
特に歩き始めから敵へ視線を移動させるタイミング、そして、「四方刀」および「多敵刀」における近場の敵に対する抜刀の操作時の目付(視線の位置)について、重点的にご指導をしていただきました。

・直立時(奥之業の場合は歩きはじめ)は6~7m前方を見ながら歩きはじめ、前方より会合せる敵の害意に気付いて柄に手をかける際に、視線を上げて正面の敵に向けること。

・「四方刀」および「多敵刀」における近場の敵に対する抜刀の操作時は、我の右前、正面、左前にそれぞれ位置する、いずれの敵の動きも眼中にとらえられるように、顔は正面を向けていること。ただし視線は正面であるが八方活眼とし、我の前に位置する3人の動きを見ていること。
なお、奥居合の立業「連達」の場合は、我の右斜め前を歩く敵に対して、敵に気配を感じさせるように、目力を込めて、しっかりと敵の方向に視線を向けること。

引き続いて、組太刀のお稽古をご指導していただきました。今回も、御一緒する錬士の先生が、ちょうど組太刀のお稽古が始まる時にお見えになられましたので、3人で、ローテーションして、「太刀討之位」の7本をご指導していただきました。

先週は少し、自主練習の時間が少なかったせいか、形の動きを瞬間的に思い出せずに、しばらく仕太刀、打太刀とも止まってしまうことがあり、まだまだ身体に形の動きが身に付いていないことに反省のお稽古でした。
毎日、少しでも動いて、身体に覚え込ませる努力は欠かせないようです。
さて、リビングで今夜もドタバタと始めたいと思います。

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この記事へのコメント

月のうさぎ剣士
2011年02月20日 15:55
月のうさぎ剣士でございます。

またしても長いうさ耳に聞こえてまいりました。

立て膝の業の横雲から滝落の業の居合理歌他、 二十首 あるとのこと、例えば横雲は 、

「おく山は 嵐吹くかや三吉野の 花は霞の横雲の空」

何か業に歌があるって不思議です。

まず私、意味合いがよくわからないので 悲しいです。

金田一探偵にでも謎解きしてもらいたいです。


三河武士@BlogMaster
2011年02月20日 21:36
月のうさぎ剣士さま

ご訪問並びにコメントを頂戴し誠にありがとうございます。

私も詳しくは存じておりませんが、「無双直伝英信流 居合道」(著者:加茂治作、発行所:株式会社 愛隆堂 ISBN4-7502-0239-8)という本を持っており、その本にも「居合道歌」が39首ほど掲載されておりました。
「居合道」に関する和歌29首と、「業」に関する和歌10首ですが、その中に、月のうさぎ剣士さまがご紹介くださった「横雲」を読んだ居合道歌

おく山は 嵐吹くかや 三吉野の
  花は霞の 横雲の空

も書かれておりました。

和歌の類は、字面だけでなく、その読み手がどのような心境で何を言わんとしているのか、読んだ時はどのような時だったのかなど、その思いのすべてを、わずか31文字で表現しきるため、韻を踏んだり、一文字一文字を吟味したり、風景を別のものに見立てたりし、語尾の活用や「かけ言葉」を用いるなど、歌詠みの技法を駆使して詠まれていることが多いという印象を持っております。

高校時代、古典の授業では、かなり苦しんだ方ですので、私も解説して頂きたいところでございます。

謎が解けましたら、是非、私にもご教示くださいませ。
月のうさぎ剣士
2011年02月23日 23:54
月のうさぎ剣士でございます。

居合の業の和歌って居合の何を 業の何を読んでいるのでしょう?誰かわかる方おりませんか?

それと、目付のことを忘れておりました。
四方刀の右45度に右足を出すと同時に刀を水平に柄頭を向け、抜きつつ 近場の敵に牽制を行い(この時は右45度の敵を見て)動きを止めて、左後方の敵を目でとらえて突きを行うと思っておりましたが、この時は正面を向いて警戒態勢をとるんですね?

遠山の目付ですか?
三河武士@BlogMaster
2011年02月24日 22:19
月のうさぎ剣士さま

こんばんは。いつもご訪問いただきありがとうございます。

>この時は正面を向いて警戒態勢をとるんですね?

はい。そのように先日のお稽古でご指導を受けました。
実は私もこれまで、右斜め45度方向の敵に対してしっかり顔を向けて目付をし、身体を左斜め45度の敵に正対させ、刀を抜くときは、その敵に目付をして牽制し、刀を抜いて突く際には、左に位置する敵(正面を向いていた時の左斜め後方の敵)に顔を向けて突いておりました。

>遠山の目付ですか?

そうです。八方活眼(あらゆる方向に目を見張る意味)という言葉よりも、「遠山の目付」の方が、聴きなれていて、正確に意図が伝わりますね。「八方活眼」と書くと、「あちこち、きょろきょろ目を動かす」ようなイメージを思い浮かべてしまわれたら、申し訳ございません。

今後も、ご不明な点、意図がわからない表現がございましたら、忌憚なくご指摘ください。