今週のお稽古(3月第3回目)

少しずつ春の陽ざしを感じる美濃地方です。日当たりが良く、風当たりが強くない場所に植えられている桜が、今年も咲き始めました。何事もなかったかのように...。

震災から3週間が経ちました。米軍と自衛隊による東北沿岸部海上の行方不明者捜索により、多くの御遺体が見つかったとの報道を拝見いたしました。亡くなられたみなさまの御冥福をお祈りいたします。
捜索には、航空機120機、艦艇50隻、約2万人を超える日・米の隊員のみなさまが捜索活動をされたことを報道で知り、捜索活動に御尽力された皆様に、大変感謝いたしております。ありがとうございます。まだまだ、安否のわからない方々が多くいらっしゃいます。特に福島原発の避難地域および退避地域に指定されている半径30Km圏内においては、陸上・海上共、ほとんど捜索・救援活動が行なわれておりません。多くの方が未だ安否を心配されていることに、大変心が痛みます。一日も早く安否が確認され、一人でも多くの方の命が助かることを祈るとともに、残念ながら命を落とされ今なお見つかっていない方々の御遺体が一日も早く発見され、安らかな眠りについていただけることを願って止みません。

一方で、大勢の関係者の方が尽力されている福島原発ですが、災害の状況は今なお鎮静化せず、放射能で汚染された水が海上に流れ出していることが明らかになるなど、新たな問題も出現しており、一日も早く復旧作業が進み、原発災害が鎮静化し、避難されている皆さまの不安が少しでも和らぐことを祈りながら、関心を持って報道を拝見させていただいております。


さて今週も、息子と一緒に居合のお稽古に行ってまいりました。

今週は、抜刀法と組太刀をご指導していただきました。

抜刀法のお稽古では、立ち位置での目付の位置と歩き始めから視線を前方に移動させることと、「四方刀」で近場の敵に対する牽制において顔の向きを正面に向けること等、先日の抜刀法の稽古の時に御指導して頂いたことを意識しながら、館長先生の抜かれる業を拝見し、「順刀(その1)」から「斬突刀」まで、そして奥之業の「前敵逆刀」から「後敵抜打」まで、一通り業を抜き、御指摘・御指導を頂きました。腰を安定させること、手だけで抜こうとすると態勢が前のめりになってしまうので、腰から前に出るようにしながら抜刀していくこと、奥之業では、しっかりと送り鞘と鞘引きで抜刀すること、「前敵逆刀」では、刀法の「切上げ」のように下から斜めに斬り上げず、敵の左腋の下へ刀が抜けるように斬りつけること、「後敵逆刀」と「後敵抜打」では後ろを向く際の足の操作と刀の操作を正確に行なうこと等、これまで何度も御指摘・御指導を受けている部分ですが、なかなか上手くいかず、繰り返し、御指導をしていただきました。

居合刀での業のお稽古に続いて、いつものように組太刀のお稽古をさせていただきました。
私が仕太刀、息子が打太刀となって、「出会」から「真方」まで順に形を行ない、前回のお稽古と同様に、細かい動作や動きについて、御指導していただきました。
相変わらずですが、斬り結びの間合いが、まだまだ上手く計れないことがあります。お互いに接近しすぎて剣の「物打ち」よりもかなり手元側で斬り結んでしまって、2刀目の間合いがとれなくなってしまったり、逆に、お互いの間合いが離れ過ぎた位置で斬り結んでしまって、次の鍔迫り合いの態勢にうまく入れなかったりなど。
形によって、お互いの駆け寄り、歩み寄りの歩幅やタイミングが異なるため、その都度、お互いが相手の位置と動きを見定めて、タイミングを計りながら、自分の歩幅を変え、斬りつける際に適切な間合いをとれるようになるには、もっと練習をしなければならないようです。目で見ている距離感と、木刀で斬りつけた時の位置の予測(感覚)がズレているのかもしれません。視覚的な距離感と、手から剣の先までの長さとの感覚を一致させるには、やはり繰り返し練習することによって、自分の感覚をもっと確かなものにしなければならないと思っております。

もともと運動は得意な方ではありませんし、特に、バットやラケットなど、手から先に何かを持ち、それにボールを当てる競技は苦手です。バレーボールやボーリングのように直接、手でボールを操る競技の方が、多少はマシですが、それとて下手ですから、相当練習をして、感覚を養わないといけないかもしれません。
夜の冷え込みも少しずつ緩んできましたので、息子にも付き合ってもらって、近所の中学校の格技場を利用して、組太刀の自主練習も、今年は行ないたいと思っております。
もちろん、日常的に動きや足さばきの練習は、リビングや廊下で、夜な夜な、ドタバタと練習しております。

ps.
6月5日(日)に岐阜県各務原市の桜体育館で行なわれる予定の、無双直伝英信流「宗家講習会」への参加を息子共々、申し込みさせていただきました。主に愛知・岐阜・三重の中部地区の方々が御参加されると思いますが、宜しくお願いいたします。当日お目にとまりましたら、お気軽にお声掛けくださいませ。

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この記事へのコメント

月のうさぎ剣士
2011年04月07日 00:36
私、居合の他に和太鼓の愛好会に入っております。
太鼓のバチさばきは、居合にとても有効でした。

特に左手首のスナップ強化は鞘引きに、右手抜き付けの強化に役立っております。

特に左手の鞘引きは、横一文字 片手袈裟を強くきれいに抜く為には必要であるなぁと再確認しております。

東日本大震災チャリティーの和太鼓演奏を実施致しました所、多くの方のあたたかい心を頂けました。

今後も実施する予定です。
自粛ムードばかりでは、いけないですね では。
三河武士@BlogMaster
2011年04月07日 22:04
月のうさぎ剣士さま

いつもご訪問、コメント、ありがとうございます。
和太鼓の愛好会でのチャリティー演奏、素晴らしい復興支援の活動ですね。敬服いたします。
きっと演奏を聴きにこられた方々の心に響く、素敵な和太鼓の演奏だったことと拝察いたします。

和太鼓のばちさばきは、かなり手首や二の腕に負荷がかかると伺ったことがありますが、居合にも効果があるとのことで、居合の業が更にレベルアップされることでしょうね。

>自粛ムードばかりでは、いけないですね

その通りでございます。日本経済の立て直しのためにも、無用な買占めや過度な買い控えは止めて、復興支援の一環として、私を含めて、被災しなかった地域の皆さんは、エネルギーの無駄を省いて節約することを継続しながら、一方では、景気を少しでも活性化するために、普通の消費生活を行なうこととも必要だと、最近は感じ始めております。