今週のお稽古(6月第3回目)

梅雨明けの宣言はされていませんが、暦の上では「夏至(げし:夏の最中、日高く極まる)」を迎えたように、連日30℃の真夏日が続く美濃地方です。

東日本大震災で被災された皆様、被災地に縁の皆様にお見舞いを申し上げます。

東電の電力不足、中電の浜岡原発の停止、全国の原発に対する、安全性への懸念による定期点検で停止中原子炉の再起動延期などにより、今年の夏は、電力不足が大変深刻な状況を迎えることなりそうです。産業界、特に物作りで社会的貢献を果たしている製造業にとっては、夏場の電力需要のピークを平準化するため、製造ラインの運転調整、平日から休日あるいは日勤から夜勤への対応など、出来るだけ一般家庭や公的機関、医療機関などへの電力供給が電力オーバーによる不測の停電を引き起こさないよう、産業界・大口の電力消費企業も、率先して協力をしているようです。

地元の岐阜県や愛知県などの中部圏は、特に、「物作り」を主体とした製造業が集結しており、自動車・航空機など、電力を消費しなければ生産活動ができない、大手製造業、そして大変多くの協力企業(中小企業、個人事業主の方々)が事業を行っており、今年の夏の電力供給不足に対して、既に中電より電力消費に対する低減対応の要請も出されており、各企業とも、いつ中電から利用電力の低減要請が依頼されても即応できるよう、何をどれだけ停止させ、場合によっては、生産活動を停止してでも、電力不足による不測の停電に至らないよう、対策準備を進めているようです。

私たち各家庭でも、出来るだけ電力の消費量を抑えるように、省エネ(節電)に協力することが大切だと感じております。

一方で、電力不足に過度に反応し、夏場の熱中症も大変心配されております。屋外だけでなく、最近は、室内で熱中症にかかってしまう高齢者の方が多いと聞いております。このところ、日本全国、30℃どころか、体温を超えるような、36℃以上の厳しい暑さを観測している地域もあるようですから、くれぐれも、水分と塩分をこまめに摂取し、出来るだけ涼しく過ごせるよう、知恵を使うとともに、場合によっては、適切な範囲で冷房を併用することも必要と考えて、健やかに今年の夏を過ごすように心がけることも大切だと思っております。健康を害するほどの過度な我慢をしないよう、特に、小さなお子さんや高齢者の居らっしゃるご家庭では、お気を付けいただきたいとおもいます。


さて今週も、息子と一緒にお稽古に行ってまいりました。

今週のお稽古では、先週に引き続き、奥居合の『居業(いわざ)』をご教示していただきました。

「奥居合(居業)」で先週、教えていただいていなかった7本目「両詰」、8本目「虎走」をご教示いただき、先週教えて頂いた1本目の「霞」から、「脛囲」、「戸詰」、「戸脇」、「四方切」、「棚下」、「両詰」、「虎走」までの8本目まで、一通り、業の流れを体に覚え込ませることに専念して、ご教示・ご指導をしていただきました。

正直なところ、なかなか業の流れが頭に入ってきません。これまでの教えて頂いてきた業に比べて、格段に動きが難しく感じられます。手の動き、足の動き、体の動かし方、刀の操作など...四苦八苦しながら、何とか業の流れを覚えられるように頑張ってまいりたいと思っております。

刀を使ってのお稽古のあとは、いつものように、木刀に持ち替えて、組太刀「太刀討之位」について、細かい動きに入り込んで、ご指導をしていただきました。
特に今週は、腰を据えて歩みを進めることや、打ち込みや受ける際に、しっかり手の内を絞ることなど、基礎的な事柄ながら、ついついおろそかになってしまいがちな所作についてご指摘を頂きました。
「もっと相手に対して『気』を出して形をしないと、浮ついた単なる木刀の打ち合いになってしまうから。」
とご指摘を頂きました。

形演武とはいえども、遊戯や舞踊ではないので、『気』を入れることは、常に肝に銘じておかなければならないと、あらためて感じました。そして自分が意識して行うだけでなく、その『気』が、相手や周りで見てくださっている方にも感じていただけるぐらいの、そんな『気』を身にまとい、周りに発することができよう、これからより一層、意識をしながらお稽古をしていきたいと思います。

今月はこれで3回のお稽古が終了しましたので、今週は、自主練習で、「奥居合(居業)」に少し取り組みたいと考えております。

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この記事へのコメント

月のうさぎ剣士
2011年06月30日 20:01
暑さが急激に来た感があり、身体へのダメージに皆様、気をつけましょうね。
連日 居合稽古に、太鼓練習にと体育館やホールを利用するにあたり、熱中症対策は大切に感じます。 こまめに水分補給をしましょう。

以前の私のコメントで、太鼓と居合にふれたことありますが
まれに、常に居合を最高視するがあまりなのか、居合は剣道とは違うとか、踊り、演舞とは違うとかおっしゃる方がおられますが、私の先輩方はちょっと違ったものの見方ですので御紹介します。 〔先輩〕 太鼓を打つ 踊りを踊る 竹刀を構える 居合を抜く すべて共通するのは腰を少し落とすだろう? 野球でバットを構える時は? 腰を軽く落とすと力が入るんだね。 丹田に…とも聴くようにね。 古くは、能や狂言などの動きはどう?
手踊りの手の振りや足さばき 笛や太鼓の曲や動きに 剣道のかかり稽古にも、居合にも共通の間がありリズムがあり序破急があると言っておりました。

居合は初太刀 以後は剣道で言う動きになる。 だから居合も剣道も違うわけ無いだろうと言うことでした。
私個人的に納得しましたがどうでしょうか?

ちなみに、居合はこうでなくてはいけないと言った考えは流派の基本的特徴としてはあろうかと思っておりますが、決め付ける考えは私はありませんので。
あくまでも居合は個人の財産ですから。
三河武士@BlogMaster
2011年06月30日 22:48
月のうさぎ剣士さま

いつもご訪問ならびにコメントを頂きありがとうございます。

太鼓に居合にと、お忙しく御活躍のことと思います。双方とも稽古・練習では相当な汗をかかれると思いますが、汗をかいたままの肌は、熱の放射を妨げるそうですので、水分・塩分の補給とともに、こまめに汗を拭くことも、熱中症対策となるそうです。どうぞお体にお気をつけて下さいませ。

>腰を軽く落とすと力が入るんだね。 丹田に…とも聴くようにね。 古くは、能や狂言などの動きはどう?
>手踊りの手の振りや足さばき 笛や太鼓の曲や動きに 剣道のかかり稽古にも、居合にも共通の間がありリズムがあり序破急があると言っておりました。

なるほど、異なるものと思っていても、実は、驚くほど共通する部分が多いものですね。あらためて気付きました。大変ありがとうございます。

先の記事に頂いたコメントへのレスや今回の記事では、言葉足らずと言いますか、私個人の考えを上手く表現できていないように感じており、月のうさぎ剣士さまのコメントに助けていただいているところも多くございます。

今後とも宜しくお願いいたします。