今週のお稽古(7月第2回目、第3回目)

連日、日中は30℃を超える猛暑日、夕方は雷注意報が発せられる大気の状態が不安定な美濃地方です。暦の上でも「大暑(たいしょ:蒸熱酷暑を感ず)」を迎え、更に日差しが強まる時節です。蝉の声も大きくなり、日差しだけでなく、耳からも暑さを感じる季節となってきました。


東日本大震災で被災された皆様、被災地に縁の皆様にお見舞いを申し上げます。

震災から、4か月半が経とうとしております。原発災害後に生産された飼料や腐葉土などから、通常を超える放射性物質が検出され、更には、それらの飼料で育った牛の食用肉からも食品基準値を超えた放射性物質が検出され、市場から回収されております。原発災害発生後の対応の遅れ、政府・省庁からの通知や連絡の不徹底など、結果的に悔やまれる事態が出てきております。もちろん、原発災害そのものが、初めて経験する事態であり、当初の想定をはるかに超えた事態であるため、対応が行き届かなかったことに対して、止むを得ない状況であったのかもしれません。しかし、生産者の方は大変な被害を受け、消費者もまた、同様であります。

そのような状況に追い打ちをかけるかのように、台風の影響や戻り梅雨のような前線に伴う大雨が被災地に降り、そのため福島原発の汚染水も、その水量が増えた、と報道されております。残念ながら、汚染水の浄化装置も、当初予定の処理能力でのフル稼働ではなく、不具合を修理ながら、安定した連続運転ができるように関係技術者の方々が作業をされているようです。安全に、出来るだけ早期に、原子炉が冷温停止状態に管理され、福島原発の事故処理が進展することを願っております。


しばらくの間、お稽古記事がアップできず、いつもご訪問いただいている皆様には、お詫び申し上げます。3月から発症した原因不明の痛みが、その後も続いており、近くの開業医の整形外科でリハビリに通いながら、痛みの根本原因を総合的に診て頂くため、脳神経外科でMRIを撮ったり、県下の総合医療センターでいくつかの専門診療科を受診しておりました。未だ痛みの根本原因はわからず、消炎鎮痛効果を有する貼薬と鎮痛剤の服用で、なんとか毎日を過ごしております。来月には中部地区大会、10月には全国段別競技大会・昇段審査が控えておりますので、早く原因が判明し、根本的な治療が受けられるよう、もうしばらく、いろいろな診療科を受診し、診察・精密検査を受ける予定です。


さて今月2回目と3回目のお稽古に、先週と今週、息子と一緒に行ってまいりました。

引き続き、8月の全日居の中部地区大会で競技する業について、ご指導をしていただきました。
調子は徐々に上がって来ておりますが、基本となる、横一文字の抜きつけが、今一つ上手く出来ておりません。「左」と「順刀(その2)」での横一文字の抜きつけが、いずれも切先の軌道が、最初から水平にならず、いわゆる斜め下から抜きつけているようです。自分としては真横に抜きつけているつもりなのですが、館長先生から、このところご指摘・ご指導を受けております。確かに、鏡を前にして抜きつけてみると、斜めに切先が軌道を描いていることが多く、安定した横一文字の抜きつけができていないことが、自分でもわかりました。右手の手掛かりも若干ずれて握っているようで、如何に今まで、細かいところを無造作に行っていたか、悪い癖になってしまっているようです。
また全体に業自体のテンポが早すぎ、間のとり方が悪いようです。肩に力が入りすぎているというご指摘も頂きました。

色々課題が多いですが、大会までに克服できるよう、練習を続けていこうと思っております。

刀を使ってのお稽古のあとは、木刀に持ち替えて、組太刀「太刀討之位」について、仕太刀、打太刀を、錬士の先生と3人で、いつものようにローテーション(交代)しながら、1本ずつ、ご指導をしていただきました。
組太刀の方では、息子とのタイミングはかなり合ってきましたが、剣さばきが、まだまだで、特に打太刀の動きを察知してから仕太刀が動き始める業でのは、段どりの順番で、打太刀が動き出す前に仕太刀である自分が動き始めてしまうことがあり、相手の動きを良く見て、そして木刀から伝わる相手の剣の動きの兆候を感じ取ることに意識を集中しなければならないと思っております。徐々にですが、細かい部分に入り込んで、館長先生にご指導を頂くことが多くなりましたので、引き続き組太刀にも頑張ってまいりたいと思っております。目指すは、親子で組太刀の演武を皆様の前で披露出来るようになることです。


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この記事へのコメント

奥州の田舎侍
2011年08月01日 18:36
三河武士様、

ご無沙汰しております。
大分お身体のことでご苦労されているようですが、体調は如何でしょうか。

また、先日、10月の全国段別競技会と昇段試験の申し込みを済ませました。当日は会場でお会い出来ることを楽しみにしております。

まずはお互い体調を整え精進し、よい稽古を積めればいいですね。


三河武士@BlogMaster
2011年08月01日 21:45
奥州の田舎侍さま

ご訪問並びにコメントを頂戴し、いつもありがとうございます。

10月の全国段別競技会へのお申し込みをされたとのお知らせ、ありがとうございます。
奥州の田舎侍さまも、今回、昇段審査を受審されるのですね。お互い頑張りましょう。

大会前日の前夜祭には御出席されますか?
前夜祭および大会当日にお会いできますこと、こちらこそ楽しみにさせていただきます。

今後とも、宜しくお願いいたします。
月のうさぎ剣士
2011年08月03日 12:32
暑中お見舞い申し上げます。

先日、ある新派の居合の稽古をみる機会があったが、私が興味を持ったことは、我々の学ぶ古流と新派の刀法型の違いでした。

我々の流派は帯刀して正座業 立て膝業があるのに対して、新派は、立ち業のみで構成された十数本であり、横一文字はほぼ無しで、代わりに袈裟斬りが多用された業でありました。

私が特に注意して見ていた箇所は、袈裟斬りの抜き付け時の鞘おくりと鞘引き、切っ先を生かした大きな一刀なのか、斬った時の足幅と後ろ足のかかと等。
流派の教えもありますから比較はできませんが、鞘おくりと鞘引きは小さく、鞘手を強く引くことによっての強く鋭い抜き付けは無く不思議に思いました。

足幅も私ならもう少し広く踏み込んでかかとを踏みつけるかなぁ…?
面白い体験ではありました。

ところで、各地で依然として小さな地震が続き心配ですが、 被災地の方々の報道は、注意深く見守っております。

役所の前に小学生ぐらいのお子さんが、酷暑の中、募金箱を持って「お願いします!」と頑張っておりましたのでチャリンして来ました。

三河武士@BlogMaster
2011年08月04日 06:12
月のうさぎ剣士さま

いつもご訪問、コメントを頂戴し、誠にありがとうございます。

他流派の業は、所属している連盟傘下の流派しか見たことがありませんので、新派の流派の居合がどのような流派があるのか、存じておりませんが、他の流派の演武を見る機会が有ることは、何らかの違いや気付きを得ることができる機会となられたようで、良かったですね。貴重な体験だと思います。

拝見した限りでは、当流派とは違いも多々あったようですが、その違いをおく観察していらっしゃるところは、お稽古に熱心な月のうさぎ剣士さまらしい、ことですね。

今後もコメント欄を活用して頂き、いろいろな情報やご教示をいただければ幸いです。

これからも宜しくお願いいたします。

そういえば、先日の静岡県近辺での比較的大きな地震が起きましたが、大丈夫でしたでしょうか?
お気をつけくださいませ。