今週のお稽古(11月第1回目)

暦の上では「立冬(りっとう:冬の気始めて立つ)」が過ぎましたが、まだまだ晩秋という気配は感じられず、木々の葉も色付き始めた美濃地方です。夏日を記録するような、11月とは思えない汗ばむ日が続いたかと思うと、一変して、曇りや雨の日には15℃近くまで気温が下がり肌寒い日が続くなど、体調管理に気を使う毎日です。

先日の全国大会が終わった後、第一週目はお稽古をお休みにしたため、今月第1回目のお稽古に、いつものように息子と一緒に行ってまいりました。

道場でお稽古の前に準備体操をしている時、チラッと門弟の名札掛けに目が行ったのですが、ありがたいことに、早くも六段の先輩剣士の名札に続いて、私と息子の名札を掛けて頂いておりました。嬉しさと同時に、まだ允可状を頂いてはおりませんが、六段という段位の重みを最初に感じた瞬間でした。

今年の大会・審査も一通り終わったため、夏から続けて頂いていた大会・昇段審査向けの業に絞ったお稽古から通常のお稽古に戻り、今週は『正座之部』をご指導していただきました。

これまでのお稽古でもご指導をして頂いてきた『正座』の業ですが、今回のお稽古では、今までよりも更に細かい部分にまで入り込んで、『前』から『抜打』まで、ご指導をしていただきました。館長先生から受けたご指導の中で、『斬れる居合』という言葉が何度か出てまいりました。今までは業を真似ることだけでも精一杯でしたが、今回からは更に『斬れる居合』の領域へ、名実共に歩みを進めさせていただくことになりました。もちろん基本が変わるものではありませんが、今まで気にしていなかった一連の動きを、より細かく、『斬る』ということを意識して動くことについて、ご指導を受けました。また今まで以上に、これまでご指導をしていただいてきた『正座』のそれぞれの業について、詳しく説明をしていただきながら、ご指導をしていただきました。
お稽古でご指導を受けながら、先日の昇段審査で六段という段位に合格した瞬間から、次の『錬士』という称号段位を見据え、業のレベルも当然のこととして、より高度なレベルに達するよう、お稽古の内容が更に深く業に入り込んできたことを感じました。また次の『錬士』という称号は対外的にも「先生」と呼ばれる称号であり、指導者としての技量を求められていると思っております。そのためには業を言葉で説明できることも必要であり、今回のお稽古は、それぞれの業について、基本的な業の流れや注意すべき重要なポイントを、細かくご説明して下さったとも感じました。

『正座』を一通りご指導していただいた後、いつものように『組太刀(太刀討之位)』もご指導していただきました。
それぞれの形の流れはだいたい覚えてきましたが、(時間的な)間と(距離的な)間合いを合わせようとする意識が先行して、どうしても斬りつけの動作が小手先だけで木刀を振りまわしてしまうことがあり、大きく振りかぶって斬る動作が不十分なところが、目下の課題です。居合でも振りかぶりや斬りおろしが上手く出来ていないため、刀より軽い木刀は、なおさらに、小手先で動かすことが出来てしまうため、大きく斬りつけることが出来ないのだと思います。素早く諸手上段に振りかぶり、大きく斬りおろす基本動作を、しっかりと身に付けるように気をつけて、お稽古と自主練習を続けていこうと考えております。

原因がはっきりしていない例の痛みについては、先週から鎮痛薬の服用と並行して、星状神経節ブロック注射という治療も始め、経過観察中です。痛みが緩和される効果を期待しながら、しばらくの間、週末は紹介してもらった麻酔科の病院まで、片道小一時間、ドライブをしながら通院することになりました。ドライブのお供は♪オキドキ♪です。

にほんブログ村 武術・武道ブログ 居合道へ
ブログランキング参加中。クリック宜しくお願いします。

この記事へのコメント

月のうさぎ剣士
2011年11月14日 18:22
大工と言う職業がら、道具と木材にはこだわりありますねぇ。
木を削る鉋(かんな)も、自分の手に合う様に削り直して使いますし。

何しろ削る木材の種類もあるが、木の癖を見極めることが一番大切だって!

癖の多い気難しい木は、手がかかる以上に素晴らしい素質を持っているもんで、それを引き出してやるのが大工の腕前ってやつでしょうね…若衆を、いっぱしの職人に育て上げるのも同じでさぁ~。
苦労して教えて鍛え上げて、上手くできたときは、本当に良い顔で笑いますから、可愛くてね。
そんなときは、思い切り褒めてやりますね。ある程度、モノがわかるには、それなりの数はこなさないと見えてこないと違いますかね?

大工さんの言葉に嘘が無いのは、同行している若衆を見ればわかります。

こんな大工さんの話をたまたま聞いて、格好いいと思う私です。
居合の指導をすれば『居合の金八先生』と呼ばれるでしょうか?(笑)。

塚原卜伝 最終回でしたが、小さくまとめ過ぎて…全7話じゃ無理かなぁ。

12月から『坂の上の雲』も楽しみですね。

それにしてもこの寒暖の差はおかしいですよね!
風邪気味の方が増えました。
皆様、体調に御注意して下さいませ。
三河武士@BlogMaster
2011年11月14日 23:41
月のうさぎ剣士さま

いつもご訪問ならびにコメント、ありがとうございます。

大工さんのお言葉を拝見し、私も「格好良い」と思いました。

>ある程度、モノがわかるには、それなりの数はこなさないと見えてこないと違いますかね?

私などは、まだまだモノがわかるまで、数をこなしていないので、もっと頑張らないといけないです。

NHKのBS時代劇「塚原卜伝」、最終回を迎えてしまいましたね。全7回での完結ということは、始まった時からわかっていましたが、見終わってみると、もう少し話数を増やして、「鹿島之太刀」を観たかったですね。
山本勘助も伴って、また回国修行の旅に出たところで今回は終わりましたから、続編が制作されることを期待しております。

>風邪気味の方が増えました。
皆様、体調に御注意して下さいませ。

今朝から喉が痛く、不覚にも風邪を引きかけてしまったようです。早めに休んで治そうと思います。
月のうさぎ剣士さまも、お気をつけ下さい。
月のうさぎ剣士
2011年11月15日 21:20
私もモノがわかっていないのでジタバタしております。

そして風邪気味でダウンしております。
世界中で気象の異常が確認される中、TPPの問題には注意深く考えたいものだと思います。
食の確保や安全は国の根幹を成しています故に即、飢餓=争いと連鎖になって行くように思えてなりません。

自国の農業、食を輸入に頼ってしまうことは、国の農業を衰退せしめ、国民を守る軍事力の兵站を内より弱体化し、自ら独立と自由を放棄することになりはしないかと思います。

『坂の上の雲』を見ては、平和とは微妙なバランスの上にあることは、昔も今も変わらないと感じます。

日本は資源の豊かさでは、後列に属していることを再度、思い出さないといけないですよね?

政治家の先生方は、まず東日本の復興支援ですよね。

原発の処理もですが 。

国内をしっかり見据えて、腹に帯をまき、臍下丹田に力を込め、腰に刀を差しているつもりで頑張ってくんないかな?
1年で切腹しないでね!!